ネットワークでプロキシサーバーが有効な場合

バックアップエージェントはHTTPプロキシサーバー経由でデータを転送できます。

 

エージェントインストールにはインターネット接続が必要です。Windowsでプロキシサーバーが構成されている場合( [コントロールパネル] インターネットオプション] 接続] )、セットアッププログラムはレジストリからプロキシサーバー設定を読み取り、これらを自動的に使用します。LinuxおよびOS Xで、インストール前にプロキシ設定を指定する必要があります。

 

以下の手順を使用して、エージェントインストール前にプロキシ設定を指定するか、後から変更します。

Linuxの場合

  1. /etc/Acronis/Global.config ファイルを作成し、テキストエディタで開きます。
  2. 次の行をコピーしてファイルに貼り付けます。

    <?xml version=”1.0″ ?>
    <registry name=”Global”>
    <key name=”HttpProxy”>
    <value name=”Enabled” type=”Tdword”>”1″</value>
    <value name=”Host” type=”TString”>” proxy.company.com “</value>
    <value name=”Port” type=”Tdword”>” 443 “</value>
    </key>
    </registry>

  3. proxy.company.com はご使用のプロキシサーバーホスト名/IPアドレスで置換し、 443 はポート番号の数値で置換します。
  4. ファイルを保存します。
  5. バックアップエージェントがまだインストールされていない場合は、インストールできます。そうでない場合、 root ユーザーとして、任意のディレクトリで次のコマンドを実行してエージェントを再起動できます。

    sudo service acronis_mms restart

 

OS Xの場合

  1. /Library/Application Support/Acronis/Registry/Global.config ファイルを作成し、Text Editなどのテキストエディタで開きます。
  2. 次の行をコピーしてファイルに貼り付けます。

    <?xml version=”1.0″ ?>
    <registry name=”Global”>
    <key name=”HttpProxy”>
    <value name=”Enabled” type=”Tdword”>”1″</value>
    <value name=”Host” type=”TString”>” proxy.company.com “</value>
    <value name=”Port” type=”Tdword”>” 443 “</value>
    </key>
    </registry>

  3. proxy.company.com はご使用のプロキシサーバーホスト名/IPアドレスで置換し、 443 はポート番号の数値で置換します。
  4. ファイルを保存します。
  5. バックアップエージェントがまだインストールされていない場合は、インストールできます。そうでない場合は、次の手順でエージェントを起動します。
    1. アプリケーション] ユーティリティ] ターミナル] に移動します。
    2. 次のコマンドを実行します。

      sudo launchctl stop acronis_mms
      sudo launchctl start acronis_mms

 

Windowsの場合

  1. 新しいテキスト文書を作成し、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
  2. 次の行をコピーしてファイルに貼り付けます。

    Windows Registry Editor Version 5.00

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\Global\HttpProxy]
    “Enabled”=dword:00000001
    “Host”=” proxy.company.com 
    “Port”=dword: 000001bb

  3. proxy.company.com はご使用のプロキシサーバーホスト名/IPアドレスで置換し、 000001bb はポート番号の16進数値で置換します。たとえば、 000001bb はポート443です。
  4. proxy.reg として文書を保存します。‎
  5. ファイルを管理者として実行します。
  6. Windowsレジストリを編集することを確認します。
  7. バックアップエージェントがまだインストールされていない場合は、インストールできます。そうでない場合は、次の手順でエージェントを起動します。
    1. スタート] メニューで、 ファイル名を指定して実行] をクリックし、「 cmd 」と入力します。
    2. [OK] をクリックします。
    3. 次のコマンドを実行します。

      net stop mms
      net start mms